8月15日の新潟日報朝刊の「窓」欄に興味深い投書が。(DE1の画像は関係はありません)
1945年(昭和20年)6月中旬当時15歳で東加茂の木工所で軍事関連の業務に従事されていた加茂市の男性の投書からの要約。五泉方面から国鉄のC12型蒸気機関車が電車1両と無蓋貨車1両を牽いて東加茂駅にやってきたという記述が。この男性は鉄道に関心のある方で東加茂駅の駅員さんに問うと「国鉄」の路線が(当時は鉄道省)爆撃を受けて破壊された際蒲原鉄道を輸送に使うための試運転がされたようだ(詳細は新潟日報の投書をご覧ください)
しかし曲線が多く実現に至らなかったとの事。
このころは各地で空襲が行われていて敗色が濃厚な時期であった。
8月1日には長岡の空襲が8月6日には広島そして9日には長崎に原爆が投下15日敗戦を迎えた。
NHKでも戦後70年の特集が組まれて広島電鉄の原爆投下で壊滅的状況の中数日後電車運転を開始し常務に従事した当時10代の女性たちの活躍を取り上げたドラマが放送。
平和な日常の有難さ・・・・・・そしてこの残酷な時代を生きた方々が存命されていることに感動を覚えた。