1987年4月 鯨波海岸を走るキハ58系サロンエクスプレスアルカディア 115系第一次新潟色と同じコンセプトの塗装を採用したが115系より大胆な印象だった。
キロ59508キロ29505キロ59509の3両でリクライニングシートの編成、キロ29505は売店カウンターがあり冷蔵庫、コーヒーマシン 、流し台があった。
JR発足前の1987年3月25日に新津車両所で改造され4月より運用開始。引っ張りだこの運用となったが1988年3月30日上越線越後中里~岩原スキー場前で火災を起こしキロ59508は廃車。そのほかは休車となりのちにKenjiとして再起した。むしろKenjiとして生きた時代の方が長かったかもしれない。本年の9月に運用を終えて長い生涯を閉じた。
アルカディア事故は国鉄時代のDMH17Hエンジン換装を行うきっかけとなった事件である。
アルカディアの後任は本年引退した 485系(189系)改造のシルフィード→NODOKAで2018年1月まで運用された。他、わき役として12系お座敷、カーペット気動車と絢爛たる時代だった。