2020年4月29日水曜日

昭和の日~昭和天皇お召し列車の記憶

1984年(昭和59年)9月27日 宇都宮~黒磯の回送単機。 日章旗を取り付ける旗竿がすでにセットされお召列車仕様に整備されたEF5861〔東京機関区〕
ご成婚60周年を記念して福島県御幸啓が行われ帰路も在来線利用となった。
日程は9月25日 原宿9時51分発福島14時 牽引機関車は原宿~黒磯EF5861 黒磯~福島間はED75121だった。
9月26日は福島10時で磐越西線の翁島11時43分 牽引機関車は福島~郡山間ED75121、郡山~翁島(会津若松)ED7712(ご宿泊は一力館という宿)
9月27日は磐梯熱海12時05分原宿到着は16時07分  牽引機関車は磐越西線内(会津若松~郡山間はDE7712、郡山~黒磯ED75121 黒磯~原宿EF5861

この御幸啓は1924年(大正13年)8月3日~31日にご成婚時のさいに(当時皇太子)運転された会津地方を訪ねるもので俗に「フルムーンお召列車」と言われた。すでに東北新幹線が大宮~盛岡間に開業していたが利用されずすべて在来線だけというのは特筆される。

夜間車を飛ばして栃木県まで来たがこのお召列車仕様の整備がされたEF5861を見たときは疲れが吹き飛んだしたことを思い出す。この区間で上りお召列車の通過までの数時間を待っていた。
栃木県の無名撮影地なのか喧噪もなく静かに通過を見送った。

EF58はこのころ急激に廃車が進んで東海道・山陽本線はEF62に置き換えられて定期列車はなかった。東北本線も翌年EF641000番代が荷物列車に急行津軽、急行八甲田はEF65牽引となった。またEF5861も運用が無くなるといううわさがあり最後の1号編成ということで沿線は賑わったという。

昭和天皇のEF5861牽引のお召し列車はこのあと1985年(昭和60年)3月12日に原宿と下田(伊豆急下田)への須崎御用邸への運転が最後となっている。

1号編成は1985年のつくば万博のお召列車や鳥取県の国体、分割民営化後の1987年5月24~25日の佐賀県にて行われた植樹祭で運転されている。1号編成はJR東日本に引き継がれるが九州のお召し列車以降平成の時代になると1996年10月のベルギー国王来日にあたって両毛線で運転されたお召し列車まで間が開くことになった。
現在はE655系「なごみ」がその任を受け継ぎ運用されている。

さて昭和どころか平成も終わってもうすぐ1年であるが新型コロナウィルスの影響で大変なことになっている。昨年の今頃は慶祝ムードだったがいまは厳しい時世となっている。
はやく疫病がおさまって平穏な時が訪れることを願う。

2020年4月28日火曜日

115系N13編成

2004年8月4日 115系6連  当たり前な日常を走る。この年の10月23日中越地震が発生する。

2020年4月26日日曜日

485系特急新緑の信越本線を走る

1991年5月 485系特急「北越」3号 長鳥付近 代掻きが終わって田植えを待つ水田と新緑の丘陵地帯で海岸部の柏崎と平野部の長岡との境目の塚山峠を越える列車。峠を越えると上越新幹線接続駅の長岡で乗客の大半が下車する。

北陸新幹線が開業して5年以上経過した現在北陸から首都圏へは長岡乗り換えという方法が中心だった時代もすでに遠い時代のことになった。

新型コロナウィルスの影響で 移動自粛の現在鉄道利用は急激に冷え込んでしまった。
当地鉄道も例外ではない。
今後どのようになっていくかはわからないが相当に厳しくなっていくことであろう。
*外出自粛の昨今であり過去の写真で記憶をよみがえらせてみた。

2020年4月25日土曜日

EF651065 専用貨物列車~向日町

1996年6月 向日町 セメント輸送で近江長岡への列車。今は見ることのできないセメントタンク車が多数連なる。向日町には駅裏にセメントの基地がありここから自動車輸送になっていた。

EF651065〔新〕はJR貨物発足当初に登場した 試験塗装であり奇抜な塗装は賛否が分かれていたが数少ない珍塗装であり人気も高かった。
また日本海側では絶対に見ることができない 貴重な車両なので存分に眺めることができてよかった・・・梅雨空を除けば・・・

2020年4月23日木曜日

EF81111 羽越本線加治川橋梁

1991年8月 羽越本線 加治川橋梁を渡るEF81111牽引の3880レ

JR東日本がEF81の赤色単色を進めていたころ。
羽越本線では貴重な車扱い列車で羽越本線沿線と川崎の工業地帯を結ぶ専用貨物列車であった。

2020年4月21日火曜日

新潟臨海鉄道の踏切り跡




2020年4月11日 聖籠町国道113号 2002年9月30日の鉄道営業終了まで存在した新潟臨海鉄道の踏切り跡。
踏切りの遮断機が現れた。黒山と藤寄の区間は県営の線路(黒山駅分岐新潟東港専用線)として存続し最近は廃車となり海外譲渡される車両の受け渡しとして使われている。
黒山から藤寄までは列車そこからクレーンで路上に降ろされて埠頭までトレーラーというパターンである。また近隣の新潟トランシスで作成した車両を藤寄から黒山経由で各地に運ぶこともある。

使われていないのは藤寄と太郎代の区間であり藤寄~西埠頭が休止、西埠頭~太郎代が廃止である。廃止理由は沿線にあった福島潟放水路の整備により鉄道の存続ができなくなったことにより廃線後の2002年10月31日で新潟臨海鉄道は会社を解散している。
踏切りを藤寄方向に見る 路面の割れは線路がまだあることを示しているようだ。さらに奥の方も草に覆われて分かりにくいが線路はあるようだ・・・・

このあとミャンマー譲渡のキハを見に行くつもりが道を間違えて20分ほどロスをしてしまった。ただしここは情報化社会のいいところでうまくこのキハをあつかったサイトを見てすぐに戻ってこれた。お昼時だったので入ったコンビニの駐車場の裏手にキハが多数留置されているのを見つけ食事後ただちに置き場である埠頭へ向かった。


2020年4月20日月曜日

EF510-510 3098レ

2020年4月19日 EF510-510牽引の3098レ 前日の4091レの折り返し運用だった。
直前に通過したEF510-515牽引の3097レ 

この時間太陽が雲に隠れひんやりした空気が流れていた。

2020年4月19日日曜日

115系N40編成とN37編成 弥彦線226M

2020年4月19日 弥彦線226M 115系N40編成とN37編成 
朝は例年この時期に行っている自宅前の側溝の清掃を行ったので朝練はこの1本のみ。
このあとすぐに帰宅した。

八幡宮のけやきも若葉が出てきたようだ。八幡宮の今年の祭礼は大名行列など中止となっている。

2020年4月18日土曜日

桜吹雪を走る ~EF510-510

2020年4月18日 EF510-510牽引の4091レ 時折冷たい雨が舞う。
すでに多くの花が散った桜を見つつ走る。関東付近を低気圧が進んでいるためか南風が強くなり桜の花びらが吹雪のように舞って行った。
115系N34編成 3481M 利用者は激減し空席が目立つようになった。
春の各種イベントも中止となり加茂川の鯉のぼりや五泉のチューリップ祭りも中止。

撮影後は農業資材や食品を買って帰宅した。




2020年4月17日金曜日

桜満開新発田

2020年4月11日 羽越本線 加治川橋梁 EF510-513 3098レ

聖籠町のキハ47を見聞した後再び国道7号新新バイパスに乗り新発田市へ。加治川の桜と列車を。15時台にE653系いなほ2本、貨物1本、普通列車数本まずまずの運転状況。
加治川の桜と絡めてという構想は数年前から考えていたがこの時期は繁忙期で来る機会が無かった。
新潟に向かうE129系普通列車をとらえた後、貨物3098レを。
桜の花越しに・・・ただし天気は回復途上で雲が多く時折雨が・・・
お目当てのE653系「いなほ」7号秋田行き  ハマナス色
築堤を行くE653系 桜と相性のいいハマナス色 
右手にも対岸の桜が・・・加治川の橋梁も長いわけではないが風情を感じる。
E129系 普通 残雪と桜並木
新津からの気動車列車 GV-E400型 酒田までのロングラン
新潟行き E653系7連 「いなほ」10号 天気もようやく回復した
残雪と桜並木
残雪の二王子岳と加治川  スケールは大きいが雑木が多く苦労する
桜並木は掛け値なく美しいが・・・
加治川の堤防の桜と二王子岳 苦難の時代が始まったがひと時の安らぎを感じる。
夕暮れの新発田城 ここも満開 自粛ムードのため見学者は多くない
新発田 宝光寺 樹齢300年を超える枝垂れ桜が咲き誇っていた。ここは新発田藩の溝口家の墓地がある。














2020年4月16日木曜日

新潟東港のキハ47

2020年4月11日 新潟東港 今年3月のダイヤ改正で使命を終えてミャンマーに輸出されるため岸壁に並んだ21両。
新津~黒山は甲種貨物輸送で県所有の線路を藤寄まではしりそこから深夜トレーラ輸送されてこの木材埠頭の岸壁に。
キハ471521  遠くに見える飯豊連峰は見納め。
これらは1978~1979年に当時の老朽化した気動車(キハ10系)置き換えで大量投入されたものである。ローカル用ということもありあまり脚光を浴びることもなく黙々と任務を遂行し続けた。気が付くと40年ついに日本での活動が終わることになってしまった。
あえてフェンス越しに急行色2両 最後の最後で乗車できてよかった。
コロナウィルスの影響でイベントもなく静かに日本から去っていく・・・

ちかくにはコンテナをあつかうヤードもあり色とりどりのコンテナが並ぶ光景も壮観であった。
ふと後ろを見るとやはり最後の別れをしに来られた方々が多数・・・
「三つの密」を避けるべく ただちにこの場所を引き上げた・・・

2020年4月15日水曜日

EF510-509 4060レ

2020年4月12日 保内の桜とEF510-509貨物4060レ
下り快速3481M 115系N37編成  

2020年4月14日火曜日

115系N40編成 225M

2020年4月12日 弥彦線225M  115系N40編成 右手はソメイヨシノではない桜。

2020年4月13日月曜日

弥彦線北三条駅六斎市

2020年4月12日 北三条駅 115系N34編成 ちょうど六斎市が開かれていた。
天気も良く桜も満開で普段より人の出は多かった。
三条鍛冶道場の桜と115系N33編成 もう見ることもかなわぬ桜と弥彦線第一次色。

市ではいつもの餅屋さんから大福などを買い求め帰宅後は仏前に供えた。
餅屋さん曰く家の中にばっかりこもっているとおかしくなってしまう・・・
たまに外に出て気分転換しないと・・・・

市は本来市民の重要な食料や日用品の調達手段であり新鮮な食材を求めに多くの人々が集った。車社会の現代ロードサイドのスーパーなどに買い物先が移ったがそれでも休日に開かれる市は大繁盛である。

追記*餅屋さんのこのお話をした若旦那は交通事故で2020年6月に逝去されました。御哀悼を申し上げます。(2020年7月12日)

2020年4月11日土曜日

EF510-509 4059レ

2020年4月11日 EF510-509牽引の4059レ 
三条市四日町付近 銀色の車体が朝日に映える。

2020年4月10日金曜日

EH200-17 6082レ

2020年4月10日 6082レ 焼島発隅田川行き 同色同形状のコンテナが連なる貨物列車。早朝出勤で定時終了だったので昨年の秋以来の撮影。
E653系4連 しらゆき8号 乗車率は悪い。
コロナウィルスの影響で不要不急外出や移動の自粛が叫ばれている現状では止む得ない。
イベント中止や緊急事態宣言の影響で臨時列車のすべてが運転されないことになり、ばんえつ物語、shu*kuraシリーズ 、海里、現美新幹線は5月いっぱい走らないことになった。さらに新潟~青森間臨時特急「鳥海」も運転されない。

イベントと言えば白根大凧合戦や長岡花火も行われない。

そんな中でも桜は満開。時折強い風が吹く寒い日であり立ち止まって花見をする人もいなかった。
けなげに咲く桜・・・傾いた日を浴びてたたずむ。
新井行きの快速3374M 115系N35編成 当地は学校が休校ではないので利用者が多数ありこんでいた。








2020年4月7日火曜日

弥彦線朝練115系 N37編成

2020年4月5日 115系N37編成 折り返し寺泊行きとなる列車。
115系N33編成とN40編成 
この時間帯あられが激しく舞っていた。
115系N40編成 八幡宮のけやきのてまえには桜が・・・
遅い春の訪れであるが悪天候には困ってしまった。

新型コロナウィルスの影響で本月から6月までのJR東日本新潟支社在来線の臨時列車はすべて中止になった。
また東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、兵庫、福岡には緊急事態宣言が発令された。


2020年4月6日月曜日

冬型の冷雨と桜を走る

2020年4月5日 EF510-20  4091レ 
穏やかで汗ばむくらいだった陽気の前日から一転して風雨激しい天候となった。時折あられが舞う初冬の頃の天気を思い出させる悪天候。それでも例年行っている桜と列車の撮影を・・・激しく降ってきた李青空がのぞいたり典型的な冬型・・・
桜の花越しで・・・EF510-17 4060レ 本日は定刻の通過。
一気に走り去る・・・無人駅の桜に見送られて・・・
特急「しらゆき」4号 この時間帯は雨脚が激しくあられも交じっていた。
しらゆきの乗車は芳しくない。
下り快速3481M 115系N35編成 ついこの間まで混みあっていたのが信じられないくらい空いていた。コロナウイルスの影響で公共交通機関の利用を避けているのであろうか?
羽生田で「しらゆき」に追い抜かれた普通列車長岡行きが到着。この列車も利用者はまばら・・・
下り新潟行き普通列車・・・この駅から乗ったのは高校生3名。
首都圏などでは外出を控えるよう要請がなされていたが当地はまだそういった状況ではない。それでも休日であることや外出自粛の影響などもあってか混雑は見られなかった。