跨線橋のない駅で列車を見ながら改札口に向かう生徒たち。新型コロナウィルスの影響でようやく授業が再開。遅れを取り戻すため土曜も授業を行い夏休みも短縮という厳しい状況となったようだ。
改札を出た生徒たちは列車の見える「歩道橋」を渡り高校へ向かっていった。
車輛はキハE120でダイヤ改正で新津運輸区から郡山(会津若松運輸区)に転属した編成。左が424D会津若松行き、右が425D会津川口行き。
この駅は自動信号化されているが駅員がたって列車を見送っていた。どこか国鉄の時代を思い出させる光景だった。
列車交換は会津川口までに途中会津宮下が交換可能であるほかは交換設備は無い。
会津坂下駅の改札口 自動改札でもSuicaでもない。昔からある改札ラッチ。
この駅には跨線橋は無くホームから線路にある踏切を歩いて渡る方式である。
階段が苦手なお年寄りには喜ばれよう。
沿革誌や通表閉そくの装置が展示・・・奥に見えるのは待合室。国鉄の頃のローカル線を思い出す。
会津川口に向けて走り去っていく列車・・・・キハE120もこの地域になじみつつある。
会津坂下駅は車両より人々の営みを見聞する方が楽しめる・・・
そんな思いであとにした。