バッファの穴が残る貴重な貨車。
以前上げた画像から 自動連結器横にくっきりとバッファ痕跡が確認できる。五井駅を望む跨線橋から こちらはバッファ穴が無い。
大正13年(1924年)日本車輛で製造 小湊鉄道の開業は大正14年(1925年)3月であり、当初から連結器は自動連結器が採用された。一方鉄道省のバッファ付きの連結器(螺旋連環連結器)の自動連結器の交換は大正14年(1925年)7月でありその間の国鉄貨車との連結の関係でバッファが用いられて片側だけ取り付けられ控え車として使われた。その時代の名残だったという。