上越線のスキー列車8702レ石打スキーの先頭に立つEF58134
ひさし、汽笛カバー、スノープロウ、原型エアフィルタこれらを武器に豪雪地帯と闘い続け多くの列車を牽引して大量輸送に貢献した。特急時代であってもスキー輸送は急行型車両が主力でEF58牽引のスキー列車が多数石打や小出を行きかっていった。
自動車の時代であっても列車でスキー場に訪れる人は多く週末は混雑していた。補助機関車連結無しで牽引できるぎりぎりの両数が12系9連でこれを従え午後の上越線を上野に向かって走っていった。ほかに165系電車のスキー列車も運転されこれらは上越新幹線開業後も運転されていた。
EF58の運用はこの1982年が最後だったがEF64に引き継がれ、上越新幹線の上野延伸まで活躍した。以降は新幹線と関越自動車道がスキーの足を担うが2000年代直前までスキー列車の運転は行われシュプール上越号や各種団体列車が冬の上越線を彩っていた。