2024年8月6日火曜日

客のいない「しらゆき」

2024年8月4日 51M 「しらゆき」1号

わずかな客を乗せて走る。新潟県 県都 、県央、中越から北陸や近畿への移動は高速道路と空路が担い「しらゆき」のやくわりは薄くなった。

県央から関東、中京、近畿への移動は朝新潟空港の駐車場に車を置いて、新潟駅に移動そこから新幹線で都内へ。以降は中京なら東海道新幹線「のぞみ」または羽田から空路、近畿も同じような運用形態となる。近畿から新潟への帰路は大阪空港から空路が一般的。長岡から北のエリアはこんな出張形態だという。北陸は車での移動となろう。ドライな動き方だがビジネスの移動なんてこんなもので情緒的なものを挟む余地はない。いかに効率よく動けるかそれが勝敗の分かれ目になるという。

北陸新幹線が敦賀に開業した恩恵を受ける新潟県上越妙高や糸魚川は北陸新幹線を利用であるとおもうが途中金沢での乗り換えが必要になる。

北陸新幹線の役割が「かがやき」「はくたか」東京や関東各地から北陸連絡、「つるぎ」北陸地方と近畿及び山陽、中京地区となっていて、それ以外の入込は困難と思われる。

もう、日本海縦貫線的な機能は失われた。そしてよみがえることもないそれが厳しい現実。

ビジネスの流れだけで考えるなら新潟県の中越、新潟市、下越は上越新幹線、新潟空港から空路であり、それ以外の利用方法を探るのは現実的ではないのかもしれない。