1992年4月6日 EF651024〔田端〕牽引 24系寝台車の夢空間TAP山陰路号 9032レ
上越線越後滝谷付近 この列車は出雲市~上野の運転であった。 正規の寝台特急「出雲」は東京~出雲市間を東海道本線、山陰本線で運用していたがこの臨時寝台特急「夢空間TAP山陰路」は北の玄関口の上野を終着とした。経路も出雲市から綾部まで山陰本線、そこから舞鶴線、小浜線を射経由して敦賀から北陸本線そして長岡から上越線を経由上野を目指す運用。4月4日運転の下り列車も同様のルートで日中の上越線や日本海沿岸の風景を楽しめる時間帯の運用だった。
近隣は北陸本線・信越本線はEF81149〔長岡〕が牽引。機関車にはこれといったマークなどもなく単なる寝台列車という印象だったが寝台特急がすべてなくなった今貴重なものとなっている。
北周りで東京~関西方面はすでに1988年に多数運転された「オリエント急行」で先例ができていた。
オリエント急行を楽しむため長時間停車と迂回運用という手段がされたものと考えられる。
この列車も上野~長岡~敦賀~大阪~山陽地方各地という運用が多かった。
お値段も10~20万円台が主流だったようであるが人気がすごく競争率もかなりだったようだった。
このオリエント急行のノウハウはトワイライトエクスプレスやこの夢空間そしてカシオペアなどに引き継がれていく。