2024年12月16日月曜日

新潟鉄道局開局前のボギー客車

2024年12月15日 国鉄新潟支社三十年史から

昭和11(1936)年7月3日に開局する前のボギー客車の一覧表。

大まかにみると私鉄買収車、鉄道院基本型(木造車 ホハ12000やナハ22000などの系列)

オハ31型鋼製客車、スハ32型鋼製客車であろうか。

鋼製客車は幹線の急行など。木造車はローカル列車という運用だったと考えられる。

このころ支線区にはガソリンカー(機械式気動車)が入り始め、越後線や弥彦線に運用を開始している。 

11年の時刻表は無いが、15年(1940年)では越後線で4往復、弥彦線でも4往復運転されている。ただ、昭和12年(1937年)日華事変が起こりガソリンなど石油の輸入規制などが行われ、終戦の頃にはいったん運用が無くなったとされている。それまでの間、木炭やアルコール併用などがされていたようだったが。