2017年11月12日日曜日

鹿島鉄道キハ600型~旧キハ42000系(07系)

1987年8月15日 鹿島鉄道線 後ろには霞ヶ浦が見える。
少しわかりにくい撮影方法となったがこの形式は国鉄キハ42000系(キハ07系)からの改造である。

キハ42000系(キハ07)は九州鉄道記念館に保存車があるが前面は丸みのある外観が特徴である。
この気動車キハ600型は関東鉄道時代に国鉄よりゆずりうけて改造したものである。
1972年に前面の平妻化と車内のロングシート化さらに機械式から液体式に変更など。
キハ42000系時代の面影は車体側面の3つ扉と窓割に残るのみとなっていた。
鹿島鉄道は2007年に廃止になるが1994年に冷房が取り付けられ、塗装は急行型気動車のような塗りわけとなって生涯を終えている。

キハ600型601は1936年川崎車輛     キハ42032(キハ0729)・・鹿島参宮鉄道キハ42503・・・
                関東鉄道キハ42503・・・関東鉄道キハ601・・・鹿島鉄道キハ601
        602は1937年鉄道省大宮工場 キハ42032(キハ0732)・・鹿島参宮鉄道キハ42504・・・
                関東鉄道キハ42504・・・関東鉄道キハ602・・・鹿島鉄道キハ602

本形式については詳細な解説を行っている文献やサイトがあるのでそちらをご覧ください。