2019年1月14日月曜日

100年の国鉄車両


 2019年1月6日 本年になって購入した書籍。100年の国鉄車両は愛蔵版で、1機関車、2客車・貨車、3電車・気動車・新幹線の合本である。モノクロームの形式写真集であり鉄道開業時の明治時代から大正、昭和戦戦前、昭和戦後(1972年)までの形式が紹介されている。蒸気機関車は1号機関車からC62、D61、D62あたりまで、電気機関車は輸入電気機関車からEF66,ED75、EF71、EF81までディーゼル機関車はドイツからの輸入DC11、DC10の戦前型から米軍持ち込みのDD12、そして国産の機関車たちの時代でDF91などの借用機、本線用のDD50、DF50、DD51で薄幸に終わったDD54、試作のDE50、DD13、DE10、除雪のDD14やDE15、東海道新幹線911など。客車も明治の二軸客車から12系、14系客車まで(24系以降は未収録)御料車の貴重な写真もあった。貨車は明治から戦後の物資別適合貨車と電車工事車でコンテナは10000系まで、電車は明治のホデ963型、ホデ6100型から鋼製電車30系、32系、42系の時代を経て戦時型63系、80系、新性能電車90系→101系、151系こだま型、111系近郊型、153系急行型、481~485系、711系、183系、381系、583系まで。気動車は蒸気動車から機械式、戦後の電気式、液体式10系以降各種形式で高出力キハ91系、キハ65型と高出力特急型のキハ181系、ガスタービン391系まで新幹線は東海道新幹線の各種形式。(36型食堂車や37型ビュフェは収録されていない)と工事関係車両。

単品では3冊で1冊2000円で発売されていて1974年12月交友社から出ていた。
筆者は3電車・気動車・新幹線を1979年に購入してこれを見つつ旅客車両の変遷を学んで?いた。1と2巻は売り切れていて買えなかったみたい。記憶は定かでないが。

客車では御料車の内部の写真があること、一般客車も二等車(いまのグリーン車)の写真があることが気に入っている。戦前から戦後の二等車は欧風でヨーロッパ映画的な 室内が特徴であり新潟県内でも70系電車に組成されていたサロ85改造のサハ85やサロ46改造のクハ75に乗り海外の映画の車内風景を思い起こしていた。

もう1冊の上越線「国境」は上越線を走るEF641000番代の写真集でイカロス出版から2017年に刊行。撮影時期は1982年から1986年の4年間。機材はペンタックス6X7で撮影された鮮やかな写真が多数。今では見られない水上や石打での補機連結や雪中走行風景、険しい山間部を走るEF641000番代の貨物列車の走行写真が多数。
すでに上越新幹線が開業し特急はほとんどなくなり普通列車と一部急行が残る程度で、これといった写材がないと思われた 上越線であるが新製されてまだ時間のたっていない若い時代のEF641000番代の走る姿もいまでは貴重である。1986年ダイヤ改正では日中の貨物列車もほとんど姿を消して平日に1往復専用貨物列車が走るだけになってしまい、重連運転も元号が平成に変わるころには高崎~南長岡間に延びて石打や水上での連結も廃止されている。
いま日中の貨物列車もほとんど見かけなくなり牽引機関車も2010年以降はEH200となりEF641000番代は上越線を巣立ってしまい貨物列車の先頭に立つ姿を見ることはなくなった。寝台特急も廃止されごくまれに配給輸送のEF641000番代を見かける程度となっている。