2019年11月3日日曜日

臨時快速「弥彦浪漫」485系きらきらうえつ

2019年11月3日 燕駅 上りは新潟から信越本線と弥彦線で弥彦へ。そのあと下りの時間までは燕駅にて一時留置。近所の方々も見慣れない列車に驚いていた様子。
485系「きらきらうえつ」は2001年秋より新潟~酒田間にて運用を開始。以降18年間にわたって羽越本線の観光列車として活躍してきたがついに引退の時が来て10月より後任の「海里」に役目を渡した。
完全引退は年内限りであるがその間新潟庄内DCで最後の活躍をすることとなった。
弥彦線では夕方から夜間の「分水夜桜」や年末年始の二年参り臨での運用のみで明るい時間帯は見ることがなかった。ようやく明るい時間帯で見ることができたがそれは引退を間近に控えた最後の活躍のためであり複雑な気持ちで眺めることになった。
ふだんはあまり人けのない沿線にも多くの撮影者を見かけた。
ゆったりした座席配置や、ラウンジ、ミニビュッフェそして展望席が特徴だった。
特急型485系ゆえ高速運転も可能であり羽越本線では特急「いなほ」と変わらない速度で走ることもできたが日本海沿いの絶景区間では徐行運転などのサービスもあった。

車体は遠目には鮮やかに見えるが近づいてみるとかなり傷んでいることがわかる。
錆や傷塗装剥がれが目立った。

きらきらうえつ485系は数回運転され12月のきらきらうえつ美食旅(新潟~酒田)運転を最後に営業を終える。