2017年10月9日月曜日

185系 「スターライト舞浜」

2017年10月8日   東三条駅に到着した臨時団体列車「スターライト舞浜」 千葉県の「東京ディズニーランド」からの団体列車である。 前日舞浜を出発して夜の上越線を経由して新潟には早朝帰着するスケジュールである。 通常はE653系が用いられているが今回は185系200番代寒冷地仕様。(OM03編成 クハ185-306他 )
かつて東北上越新幹線が大宮どまりの時代に大宮~上野間の「新幹線リレー号」や上野からの近距離特急(1985年ダイヤ改正からの新特急)「草津」「谷川」「あかぎ」などで走った経歴を持つ。
本来は白い車体に緑一本帯である。JR移行後は赤と黄色の独自色となって走っていた。 当時は新前橋電車区に配置され現在は大宮に集約されている。定期運用は東海道線系統のみとなっていて東北、高崎線などは臨時列車として用いられている。

さてこの185系外観は「踊り子」塗装である。1981年通勤輸送と日中の特急輸送を兼務する特急型電車として登場して153系急行型の置き換えに登場した。当初急行「伊豆」などで運転され1981年秋のダイヤ改正で特急「踊り子」として運用され現在に立っている。車内設備はリクライニング機能のない転換式座席で通勤輸送を意識したものとなっていた。1982年には上野~大宮間の「新幹線リレー号」と急行格上げの「あかぎ」「谷川」「白根(現:草津)」などの短距離の特急にも用いられた。
設備は183系や485系に劣り速度も急行並みのためB特急料金(短距離は急行と同等)が充てられた。

185系の走る音もモーターがやかましく115系近郊型と変わらないのが特徴である。
(新型のE129系とくらべれば)
車内は現在はリクライニング機能のある座席となっているが座席間隔は910㎜のため夜行列車では快適ではない。座席下にヒーターがあるため。

返しは午後に行われていて撮影者でにぎわっていた。185系の斜めストライプが青空に映える。