2019年7月21日日曜日

客車改造気動車キハ08(初代キハ40)

1982年12月30日 加悦鉄道 SLひろば 
丹後山田から終点加悦へ。目的の客車改造気動車キハ083 乗ってきたキハ10と並んだ1カット。右手には加悦鉄道保存の客車が見える。

キハ08は1960年~1963年に国鉄の鋼体化改造客車を気動車に改造したものである。
北海道でオハ62系にDMH17Hディーゼルエンジンを一基搭載し運用されたが重い客車にエンジンを付けただけの代物のためそれ程の成果はなく1971年までに廃車された。当初キハ40(オハ62)キハ45(オハフ62)の形式だったが近郊型気動車キハ45の登場でキハ08、09となっている。

車内は鋼体化改造客車そのままの狭い座席間隔と板張りの背摺りである。
乗ってみたかったがこの日の運用はなく乗車はかなわなかった。

京都丹後地方は日本海側の冬の気候で雪はなかったが雨が激しく降ってきたり、時折日が差したりの目まぐるしい天候。見学も撮影も厳しいものがあった。