2018年6月11日月曜日

弥彦線北三条駅の115系N37編成

2018年6月10日北三条駅 吉田駅に向かう226M 8時58分  新潟県の在来線では最も最初にできた高架駅である。いまは新潟駅も高架になっているが・・・新潟駅は暫定開業のためか評判は今ひとつとも。地平の8~9番と高架部分の乗り換えに相当な時間を要するのが原因で2番線にはエスカレーターも設置されていない

さて北三条駅が高架になったのは1997年9月のこと。国鉄時代は市内を走る弥彦線は踏切りが多数あり交通渋滞を引き起こしていたので高架になることとなった。たしかに地平の線路が撤去されて廃線跡も快適な道路となれば言うことがなかった。また高架当初は見晴らしのいい光景を楽しむこともよろこばれたようだった。新潟市のような都会かつ拠点都市と異なり二階建て程度の住宅とそれほど背の高くないビルがぽつぽつある「在郷町」の高架区間のため遠くの山までよく見えるのが特徴だった・・・

現在は市街地の空洞化が進んで閑古鳥が鳴く有様で列車も2時間以上あくこともあって高架化が熱望された時代とは様相が異になってしまった。