2020年6月10日水曜日

糸魚川駅キハ52156待合室

2020年6月6日 糸魚川駅  キハ52156
駅構内で余生を送るキハ52156 (車体は金ホク) 旧国鉄色ツートンカラー。
うしろにはトワイライトエクスプレスの文字が・・・
かつて走っていたトワイライトエクスプレスの調度品が展示される予定になっているようだ。
キハ52156の内部 現役時代のまま
晩年は単行で沿線地域の輸送を支えた。バブル時代にはJR西日本自慢の14系やキハ181系長大編成が夏の臨時列車やシュプール号として走り抜けたこともあったが2003年以降は運転されず本来ローカル線に戻った。わずかに残った国鉄型気動車が沿線の風光に似合ったのか多くの人々に愛された。しかし車両の老朽化や輸送量の大幅減少で小型のキハ120型に交代してキハ52は廃車となった。キハ52156はそのうちの1両である。

いまは待合室として余生を送っている。この日は人影もまばらだったのでゆったりと往年を思い起こすことができた。