2022年10月12日水曜日

大糸線南小谷2022

2022年10月9日 JR東日本大糸線南小谷駅

新潟からワンマン列車を乗り継いで大糸線南小谷へ。1988年8月以来34年もの年月が流れていたが駅の風情は特に変化はなかった。駅前はわずかな土地に土産物店があるだけ。

ここで酒のつまみになりそうな信州特産の漬物とわさび味の亀田製菓のハッピーターンを買った。店の前は国道148号線が走り左に進むと白馬村へ、右に進むと集落がありここが小谷村の中心かもしれない。車窓からではローソンが中土駅のあたりにあり、他に観光バスが多数停まっているドライブインのような建物が見えた。


駅前を流れる姫川 糸魚川の方向に流れ日本海にそそぐ。左手には小谷村の中心地が。

 

現在の南小谷駅構内。松本からの電化区間はここで途切れ単線非電化の簡易線規格の急勾配、急曲線の線路が終点まで続く。崖と川に挟まれた地形に沿うように低速で走る区間がほとんどを占め、人口も希薄な地域となる。

1988年に乗車したときはキハ58とキハ52の3連であったが曲線区間では蛇がくねるように走り抜けていた。あとは普通列車であったが車内販売が来たことだった。当時すでにJRになっていたが・・・それ以外の記憶はかなりあいまいになっていた。

いまはキハ58がキハ120に代わったが。

現在の電化区間の主力。E127系100番代 ワンマン運転。

最初にこの区間を訪れたのは1980年10月のことで旧型国電が目的であった。この旧型国電も翌年の夏には115系に置き換わり、1998年頃からE127系になっている。

キハ120の発車は12時7分。乗り継ぎ乗り継ぎで新潟に帰らなかればならない。目的地の新潟大学前駅は18時を回ったあたり。6時間越えの道中である。

新宿行きのあずさ46号となるE353系と糸魚川行きのキハ120、松本に向かうE127系100番代。今の南小谷駅でも華やいだ光景。

糸魚川から10時31分426Ðで南小谷折り返し427Dとしたのはこの光景を見るためだった。

もちろん1本早い列車でやってきて周辺で撮影を楽しむということや鉄道を離れて塩の道を見聞するということも考えられたがこの日は思ったほど気温が上がらず長く外にいようという気が起きなかった・・・

えちごトキめき鉄道ひすいラインの早川の鉄橋から雪を頂いた山が見えたがもしかしたら初冠雪だったのであろうか。