2023年1月19日木曜日

穀倉地帯の駅~越後線妙法寺


 2023年1月8日 越後線妙法寺 長岡市村田にある。旧駅名は村田で1913年越後鉄道によって開業1915年妙法寺に変更。1916年駅に昇格、1922年国有化され越後線の妙法寺駅となる。妙法寺は最寄りの日蓮宗寺院である。

水田地帯にたたずむ小駅。カプセル駅舎であり面白みはないと決めつけていたが・・・

改札口 乗車券発売窓口の痕跡が。電光掲示板もまだ稼働していた。この駅は1980年にそれまでの木造駅舎を解体してコンクリート駅舎に新築。木造駅舎時代の1973年に簡易委託になっている。完全無人化は1992年4月1日でもう30年も過ぎている。

手前の窓口で低くなっている箇所があり荷物扱い窓口の痕跡の様にも見えなくないが木造駅舎の頃に駅員配置が無くなり簡易委託となった際に廃止となっている。しかし荷物扱いも臨時で行われたのか?謎が多い・・・


 待合所 椅子が6脚。ほかに時刻表と乗車証明書発行機。この駅の利用は一日30人程度。

駅の向こうは水田地帯。ホームも島式で交換可能又は貨車の留置可能だったことうかがえる。

吉田方向


 

小さな公園と向うには年季の入った倉庫が。このあたりに貨車が置かれ米の積み込みがされたのだろうか?貨物扱いは1962年2月に廃止されているがそれまでは使われていたようだ。

廃線変更はいつだろうか?駅舎回送と同時か?

今も残る農業倉庫。ここから俵が右手の越後線に運ばれ貨車に乗せられて旅立っていったようだ。

参考資料海津英夫著 写真集 越後線 2022年新潟日報メディアネット