2024年1月2日火曜日

弥彦初詣4号そのあとの惨劇


 2024年1月1日 東三条駅 弥彦線乗り場の案内 珍しく愛称標記が!

伝統の弥彦神社初詣臨である。ただし特別な編成ではなくE129系の運転である。

あえていえば通常2両ワンマン列車の弥彦線吉田~弥彦間で4連が入るということである。


 弥彦へ向かう「弥彦初詣4号」 

普段見ない4連が行く。この列車は定期列車で東三条駅に到着した編成をそのまま15時台まで留置しないでしようする。代わりに「弥彦初詣1号」で到着した2連を15時台定期列車に入れて吉田で編成交換する。

吉田行き普通列車。273M 大鳥居と弥彦山。115系末期には多くの撮影者がやってきた場所。

1982年の電化工事開始直後は人家が少なく奥の鳥居もすっきり見えたが今は雑然としてしまった。E129系の列車のため撮影する人もない。(言い換えればゆったりと向き合うことができる)

静かに始まった2024年課題も多くどのように立ち向かうか?そんなことを思い出しながら列車を待つ。雪の越後路はどこか遠くに来たような錯覚を覚えた。若かりしこと雪の降らない地域に出向いた時代を時折思い出した。

弥彦線のこの区間も将来があるとは言えない。この風景もいつまでもあるとは保証できない。

吉田15時29分発定期列車東三条駅行き 241M

西日を受けて走る列車を眺めどこか感傷的な気分に浸り帰宅する。ロードサイドの店舗は元日休業と元日営業が半々程度だった。

帰宅して仏前の手を合わせ、お茶にしようと思ったがスマホを玄関に置いたので取りに行くと緊急地震速報がなり揺れが襲ってきた。縦揺れは無く横揺れだけだったがかなり激しく、長く続いた。震源はどこ?福島か?中越や中越沖とは異なる長い横揺れは東日本大震災を思い出した。結果は能登半島が震源だった。

石川県志賀町で震度7とのことで原発は大丈夫か?ふっとおもう。揺れが収まり自宅外に出ると近所の方々も外に逃げていた。無事を確認してニュースを見るが津波警報が北海道から九州の沿岸とくに震源に近い北陸は大津波警報だった。東日本大震災の惨劇が脳裏をよぎった。

余震も多くこれで正月のめでたさは完全になくなった。2日に乗るために買ったツーデー切符は結局払い戻し。県内のJRも第三セクターもすべて運転休止・・・国道も高速道路も通行止め・・・・

震源から離れた新潟市も相当な被害が発生それも液状化が多く道路の損壊も多く見られた。

2024年大地震から始まるという厳しい年になったことを実感した。