2024年1月3日水曜日

それでも朝はやってくる


 2024年1月2日  三条市国道403号バイパス工事現場付近

能登半島地震の恐怖で一夜明けた朝。東の空に雲はなく日の出前の鮮やかな空が広がっていた。おもえば中越地震の翌朝もこんな好天だった。

初乗りに出かけていれば朝日は信越本線の来迎寺付近で望めるはずだったがJRも第三セクターも被害確認のため動いていない。ニュースは輪島市の火災の様子を伝えていた。朝市で知られた輪島の町は火に包まれていた。2016年の糸魚川の大火や阪神淡路大震災をおもわせる光景であった。

輪島はかつて勤めていた会社の慰安旅行で訪れたことがあるが街の様子はあまり思い出せない。朝市の女性と雑談しながらお土産を買ったことが記憶に残っている。その女性も当時70歳くらいだから存命されていれば100歳以上になっておられるであろう・・・

街の雰囲気は新潟県北の村上市のような雰囲気を感じた・・・この街もきれいに整備されている。

日の出を待つまで何回か余震を感じた。

雪もなく穏やかな新年の始まりと思いきや震災という最悪の始まりであり。正月の気分はもうなくなった。ただ希望を捨てず生きてい行くほかないと感じる。

信越本線 東三条駅 列車は全て運休 線路など設備点検のため。



越後線吉田駅 E129系 2連 A1編成 トップナンバー

トップナンバーと言えば東北のE721系トップナンバーは2011年3月11日の東日本大震災で被災して廃車になっている。またED751039が常磐線で壮絶な最期を遂げたことは今も語り継がれている。ほか保存されていたキハ40が破壊されたりキハ100型も相当数が被災をしている。

このあと問題の新潟市西区へ。知り合いのところの安否を。新潟市も液状化現象で被害が多いという。国道116号はバイパスが新通インターと亀貝インターで通行止め。理由は国道に段差ができたため。越後線は内野駅手前で線路が宙づりになっていた。復旧は数日かかる見込み。新潟市西区のあちこちで水が噴き出した跡があり地盤が陥没した箇所も多かった。

幸い知り合いのところは異常がなかった。水道、ガス、電気いずれも大丈夫。

この新潟市西区界隈は中越地震でも中越沖地震でも被害がなかったところである。今回は能登半島から遠いにもかかわらず被災箇所が多くなってしまった。


夕方今度は羽田空港で日航機と海上保安庁の飛行機が事故を起こして日航機が燃える災害が発生してしまった。日航機の方々は無事だったが海上保安庁の方々は殉職されてしまった。

海上保安庁は救援物資を能登に運ぶため羽田において待機されていたとの事。