2024年3月5日火曜日

雪煙の朝


 2024年3月3日  EF510-1 4076レ

弥生3月しかし越後の地の空気は冷たく雪の朝を迎えた。夜が明けるころ雪はやんで日が差した。積雪は多くはないが氷点下の気温。

冷気に耐えながらやってくる列車を待つ。赤い車体のEF510-1が雪煙を背に現れた。壁のように連なる雪煙は列車とともに大きくなりあたりを包み込んでいった。雪しぶきが視界を遮りやがて列車とともに彼方に去っていった。再び太陽が辺りを照らし何事もなかったような朝の風景に戻った。