2020年5月6日水曜日

聖地上越線



1985年3月31日 EF15200とEF15165牽引12系 1985年3月14日のダイヤ改正で運用を消滅したEF15のお別れ運転。現在碓氷峠鉄道文化むらにEF15165が保存されている。

さて連休期間は掃除や家庭菜園の苗の買い出しなど家事雑用ですごした。列車見聞は朝の弥彦線のみ。本日は時間ができたので上越線のDVDを眺めてみた。

2009年から2010年頃に「真夏の風」様より購入した上越線のDVDをゆっくり見る機会ができたので往時を思い出しつつ観賞した。
2009年は当時夜間運転のみだった貨物列車が日中の上越線に復活した年である。2015年3月に消滅するまでの間南長岡~越後湯沢間でも7~8本は見かけることがあった。
一部にはEF64の運用が組まれ賑わいを見せたことがあった。そんな時代。
夜行列車も本数が多く寝台特急2往復、急行1往復、快速1往復 それに臨時運転も加わるという平成の黄金時代(昭和の黄金時代もあったが平成のそれは新幹線網の延伸で枠が上越線に振り向けられたことにおいて実現した。特急「あけぼの」は秋田新幹線、急行「能登」は長野新幹線(現:北陸新幹線)で行き場がなくなった夜行列車が上越線に集結した。

貨物列車も原色重連のEF641000番代、旅客は特急が185系、普通列車は115系メインで一部107系という時代。何気ない日常だったがそれがいまでは貴重になっている。
今は見ることのできない光景がほどんどでありDVDをとおして過ぎ去った時代へ旅をすることができてよかった。