2022年11月14日月曜日

交通革命を生き延びて~リゾートやまどり

2022年11月12日 新津  GV-E400と並走して485系「リゾートやまどり」が通過。クラブツーリズム募集による団体専用列車。ハイデッカー構造が特徴。普通車である。


 

入れ換えのための引き上げ線で待機するGV-E400を右手にゆったりと走る485系「リゾートやまどり」 モーターの唸る音もあまり聞こえず静かに視界から消えていった。

この485系「リゾートやまどり」の先頭車2両は1978年に造られた181系サロ1811100番代が前身だった。181系特急「とき」に組み込まれ1982年11月15日の上越新幹線開業後は青森に転じてサロ481-1500番代となって東北北部特急「はつかり」などで走った後国鉄分割民営化を迎え勝田電車区の特急「ひたち」用クハ481-1100番代となった。以降特急「ひたち」の運用終了後車体を一新してお座敷列車として高崎に配置、その後現在の「リゾートやまどり」に再編されたのであった。

特急「とき」の181系オリジナル車両とおなじく波乱に満ちた生涯となった。181系特急「とき」が消えて40年が経過した年に引退することに因縁を感じる。