”鉄暮らし”に関する雑記
平原の彼方からEF510の前照灯の光が見えて、枯野を通り過ぎていった。このあたり華やかなものは何もなく冬を待つ水田と低い丘陵地帯。小さな集落が点在するだけ。
人の気配のない集落を貨物列車はいつものように通過して走り去っていった。毎日展開する光景。しかし季節は進んで師走となり1年が終わる時が近づく。荒れた天気が多くなり大地は雪に覆われる。