1987年2月 信越本線 長岡操車場
石打へ回送途中の185系〔田町電車区〕と青森行きの特急「白鳥」との一瞬のすれ違い。
185系は寒冷地仕様の200番代で新前橋電車区で関東周辺の列車で運用されたが1985年3月改正で田町電車区の183系が中央本線に転属したため一部が新前橋電車区から田町電車区に移動したものである。雪景色の「踊り子」も新鮮な光景であった。この185系はシュプール上越(石打~横浜)に用いられた。シュプール号は国鉄末期のヒット商品でありJRにも引き継がれ冬の風物詩となっていたが新幹線の増強や高速道路へのスキー利用者の転移、さらに景気低迷などスキーの需要も減少し2000年代には運転されなくなった。