1984年5月5日 南部縦貫鉄道七戸駅 キハ102型レールバス
唯一乗車経験がある営業用の機械式気動車 バスの車体が線路を走るといったイメージ。
東北本線野辺地から終点七戸まで乗車。混雑する東北本線の客車列車を降りて南部縦貫鉄道の乗り場に。ようやく春が訪れたばかりの青森県。緑は少なく荒涼とした荒れ地や森林を見ながら七戸まで乗車。レールバスは二軸車輛のため線路の振動をそのまま拾ってくるため乗り心地は悪かったがこれがレールバスの乗り心地ということで納得していた。ドツンドツンした走行状態を楽しみながら北国の風景を眺めていた。水田は少なく畑または荒れ地・・・・北海道の風景に類似していた。小さな車体から見る荒野は旅愁をそそっていた。さて肝心な機械式気動車の運転操作はあまり見ないで風景ばかり楽しんでいたようだったので記憶がありませんが気動車の運転席にはちゃんとシフトレバーとクラッチペダルがありました。
1980年代ともなると機械式気動車はもう南部縦貫鉄道のレールバスだけだったのかもしれない。
筑波鉄道にはキハ410000型そのままに走っている物もあったがすでに液体式になっていたし・・・