4月1日 3774M 日の暮れかけた信越本線を走る。この日は国鉄が分割民営化されJRに移行した日である。30年が経過した。当時は国鉄から引き継いだ車両はまるで忌まわしいものを扱うように急激に塗装変更がされていった。そうならないまででもJRマークの貼付はほとんどの車両になされた。
社会的非難を浴び続けた赤字国鉄の痕跡を断ち切ることが急務だった。
115系も当初は湘南色だったが平成2年(1990年)ころには見られなかったようだ。いま気動車で残っている青と白の塗りわけに変更されていた。湘南色は結局首都圏などに限定される結果となった。
巨額の債務を抱え消え去った国鉄ではあるがいまは郷愁の対象らしい・・・・