1979年11月 上越線 上野から長岡に向かう723Mに連結されたクモユ141
郵政省所有の全室郵便車である。冷房完備。 国鉄のこの時代普通列車に郵便車や荷物車が連結されるのは珍しくなかった。 短い停車時間に手際よく積み荷を降ろす光景も見ものであった。
*クモユ141は1667年(昭和42年)に造られた初の新性能1M電車である。
台車単位の並列で端子電圧を1500V/2で750Vとして台車内の2個モーターを直列とする構成だった。主電動機は100kWのMT57で冷房はAU12を4基搭載していた。(鉄道ピクトリアル 931号2017年5月号 P21)
このころの近郊型電車は普通車はまだ冷房は搭載されていなかった。それどころか165系などの急行型も普通車は非冷房が当たり前の時代。