うす曇りの日本海を眺め列車(気動車ET122型1両)は西に進路をとる。この区間は戦後まもなく建築されたであろう木造駅舎の宝庫である。
糸魚川駅ジオステーション ジオパルの入り口に保存されていた東洋活性白土2号機で昨年 市内のフォッサマグナミュージアムからこちらに転籍してきた。糸魚川駅近くにあった東洋活性白土の製品の輸送に活躍した機関車で、1982年秋に廃止となった。
糸魚川駅のレンガと赤い梅。かつて存在した機関庫の名残。
1月から2月は大雪に見舞われ厳しい冬を過ごしたが梅の花を愛でて遅い春の訪れを感じた。
糸魚川小学校のC1288 かつて大糸線を走った蒸気機関車。屋根のない保存のため傷みが目立つ。
説明のプレート
市振駅にて ET122気動車の右手に見えるのはレンガの油脂保管庫。馬下、三条、二本木、そして市振 新潟県内に残る貴重な建物である。
市振の駅舎 駅前の国道8号線から
駅前の国道8号線から糸魚川方向を。新潟市までは196キロ 遠い道中。
折り返し時間が取れなかったため16時43分発直江津行きで帰路に就く。