この駅の待合室に越後線と越後交通長岡線の資料が展示されている。地元の方々の寄贈によるもので以下の通り。
寺泊駅跨線橋改築のため一時的に構内に踏切が設置され渡る人々の様子とキハ45(朱5号1色)
キハ58キハ28の急行「ひめかわ」越後線を走る唯一の急行列車だった。
弥彦山を背にキハ35キハ17キハ20キハ35(朱5号)午前中列車のようだ。
DE10牽引のワフ、ワム、トキ、ヨの短編成の貨物列車。
寺泊駅で気動車列車の交換の様子
485系中越地震の迂回快速列車
越後交通長岡線さよなら列車
他に越後交通長岡線寺泊新道駅や大河津駅付近のようす。大河津駅跨線橋設置工事、年表など数は多くないが濃い内容のものが展示されていた。
越後交通長岡線があったころはこの界隈拠点駅ということで賑わっていた。駅付近には多くの店が並びこの駅を拠点に各地へ移動する人の流れがあった。
越後線が電化になったのは1984年4月8日 電化は極めて簡易のもので行われH鋼や直接吊架式架線、多くは改造車の115系 国鉄時代末期の緊縮財政を映し出していた。それよりもこのような輸送の少ない路線が電化になったのが不思議なくらいだった。
寺泊駅前にはタクシーや旅館兼割烹などがあり賑わった時代を伝えているがかなり立派な建物が廃墟になっていて衰退しつつあるローカル線の駅前の深刻さを思わせていた。
駅前のバイパス道路には菜の花がさいていた。遠くに見える山桜とともに。