2022年10月30日 沼垂の鉄道模型運転会で。
亡くなられたメンバーのコレクション EF57とスハ44系特急「つばめ」編成。
東海道本線の客車特急を再現したものであろう。メーカーKATO
約40年ほど前の模型だという。
年式の古い模型で走行の不具合があり修理が終わったので試運転を行ってみた。
修繕担当の方もご満悦だった。
運転会の前に寄贈品の棚卸をやるように指示があり確認したところ300両あった。現在撤退したメーカーのものもありエンドウのキハ30、35型もその一部。
キハ30、35型は新潟県内では弥彦線や越後線、磐越西線で普通列車で見かけた形式。通勤型気動車である。若かりし頃見た、弥彦線を走る8連の通勤列車の姿は忘れえない。
キハ30、35型そのものは実用本位の作りで車内は通勤仕様。そのため関心を引くものではなかったが 廃止から40年近い今では懐かしい車両。実車同様編成を長くすると全盛期に見た迫力を感じる。
この模型の所有者とは20年前にお会いしたのが最後だった。5月に会合がありその時に亡くなられたことを知った。
寄贈された模型は古いものが多くハイグレード品中心の今のものと比べると見劣りするものも多いが現行品に無い暖かさやおおらかさがある。前所有者氏の想いを感じながら走らせてみた。