1984年11月11日 直江津客貨車区
スハ40は35系列スハ42を軽量化してオハ36と改めたのち電気暖房改造で重量が増加してスハ40の形式があてがわれた。
軽量化は室内の化粧板化で硬質繊維のものに改め、窓枠をアルミに、扉を軽量客車と同じ下降窓付と同じものと交換座席を軽量客車戸同じものとした。
室内灯は蛍光灯(ラビットスタート型超光式)、床下に400VA発電機、連結装置は緩衝器をばねからゴムパッドに変更。重量を2トン程度軽量化しオハ36とした。
オハ36を電気暖房改造した際重量が増加スハ40となった。
近代化改造の礎ともいえる車両であった。
参考文献 鉄道ピクトリアルNo750 特集オハ35系Ⅱ 2004年