2021年5月23日日曜日

まほろば緑道~山形交通高畠駅跡地

2021年5月8日 山形鉄道高畠駅舎 奥羽本線糠ノ目~二井宿の区間を結んでいた10.8kmの路線で1922年開業。高畠の製糸など工業製品や農産品などの輸送を目的とした。

高畠~二井宿間は1966年の水害で被災して1968年に廃止となり残る区間は1974年11月に廃止された。列車は最盛期16往復運転されていた。高畠は中心的な駅であり車庫や変電所を所有していた。高畠鉄道時代は本社機能を有していて山形交通になったのちは当駅がバスターミナルとして使われていた。

1974年に廃止されたあとも駅舎は存続している。石造りの洋館で人気も高いようだ。
 
新緑と駅舎

保存車両  モハ1 

         

ED1 1929年川崎車輛 ライトが破損していた。



ED1、ワム、モハ1の混合列車編成での保存である。地方では貨物と旅客の混合列車がよく見られた。その時代を伝えてくれている。

右手には公園がありサッカーに興じる若い人たちが汗を流していた。一方、駅舎の方は高級機材を持った女性たちが撮影を楽しんでいた。

参考資料 沖田祐作著機関車表から引用

ED1 川崎重工兵庫工場=32 1929-08-08 E23tBB(1067)
車歴;1929-08-08製造→納入;山形交通高畠線(山形県);キ1→
改番[仙監理第532号通牒];ED1→1965-00-00西武所沢にて車体更新→
1974-11-00廃車→保存;山形県高畠町「まほろば公園」;ED1