2022年6月12日日曜日

上越線四季島


 2022年6月11日 下り「四季島」

いまは見かけることが少なくなった長大編成の列車。上越線では定期列車ではE129系の4両編成が最高である。上越新幹線に長距離客が移り、沿線の人口減少とマイカーに利用を奪われ上越線では長大編成の列車は必要なくなった。

13時30分E001系「四季島」がのんびりと下って行った。豪華観光列車ゆえ高速運転は必要されない。車内では乗客たちが信濃川や魚沼の風景をを楽しんでいるのだろうか。

「四季島」が駅を通過するときに「特急列車が通過します」という放送が流れるが速度は遅く特急というイメージではない。この列車が激走する箇所はごく限られた区間のみで多くはゆったり走り乗客は車窓や食事を楽しむのであろう。

上越線で12両編成の特急列車群がひっきりなしに走破していた時代が終わって今年の11月で40年となる。この頃の特急列車は移動のための列車であり多くの乗客で混雑し列車も限界まで速度を上げて轍の音を響かせて行きかう時代だった。