この区間の廃止は1985年4月1日以後38年間その姿を残していたが老朽化のため姿を消すこととなった。
右手は駅に向かう階段。左手に駅があった。重機の前に廃材があり解体で出たコンクリートの塊が多数置かれていた。
覆いの中にわずかに見えるホーム跡
この駅は加茂駅を出て加茂川を渡り信越本線新潟方向に進路をとったのち左にカーブして、築堤で右に曲がって信越本線を乗り越えて並行する道路を渡りきったところに駅が置かれた。
信越本線をオーバークロスする橋の跡。下を信越本線が走る。
蒲原鉄道は陣ケ峰を出るとトンネルをくぐって東加茂駅に入る。この区間はかなりの難工事だったと考えられるが加茂から他に地域に向け路線延長が考えられていたようでこのような線形がとられたという。