2020年6月29日月曜日

明治のレンガ庫と平成の電機

2020年6月28日 EF510-506 4091レ 45分程度の遅れ 三条駅
レンガの建物はランプ小屋で油脂類を保管する倉庫だった。まだ客車に電燈が無かったころランプで明かりをつけていたそんな時代

 信越本線の機関車も蒸気機関車からEF15、EF16、EF58など旧型機関車がかつて主力だった。EF16も上越国境だけではなく新潟までの貨物列車や一部の旅客列車も昭和40年代までは担当していた(長岡第二機関区の運用)。
昭和40年代前半はDF50の牽引する客車列車などもあった。
 

時代が進んで電化区間が北陸方面につながるとEF81がやってきた。さらにEF15やEF16、EF58をEF641000番代が置き換えていったがEF64は信越本線のこのあたりでは主役になることはなかった。一部の上越線からの列車の先頭に立つにとどまっていた。

国鉄からJRに変わり30年経過。今はEF510とEH200の二大勢力となっている。EF510は下積みが長く主力になるには時間がかかったがEH200は突如やってきて勢力を広げた感がある。

三条駅のレンガのランプ小屋はそんな移ろいをみながらたたずんでいる。