朝から降り続いた雨が上がり日差しが。弱い冬の日を受けて E129系ワンマン列車が柏崎に向かう。大河津分水では工事が行われていたがこの日は休みだった。時折近くの道路を車が通るだけで静寂が支配する空間だった。
115系が消えると誰も来なくなった。というより115系末期の撮影者の終結の方がおかしな現象だったのかもしれない。本来なら話題になることのない路線である。単調な風景だけ、華やかな観光地も持たない、大きな街もない。厳しい峠越えも、渓谷もない、要は平凡な路線である。
今はE129系のワンマン列車が主力で行き来するだけの路線となった。